矯正治療は歯並びと口元がキレイになり、かみ合わせも改善されるという大きな利益があります。しかしながら、それに伴う注意事項についても十分にご理解いただいた上で治療開始を判断してください
装置
□装置が気になる、目立つのを受け入れていただく
協力
□定期的な通院、口の中を清潔に保つ、など守っていただく指示がある
□自身が治療用のゴムを装置に着けたり、取り外しのできる装置を使用することがある
*治療に関する指示には必ず従っていただきます。ご協力いただけない場合には症状が十分に改善していなくても治療を終了せざるをえず、治療後の安定も保証できません。
痛み
□慣れるまでは装置が唇や頬にあたって痛い
□治療日の翌日から3日ほどは食事の時に痛みがある
治療方針
□歯の形を変える、歯を少し削る、抜歯することがある
期間
□通院期間が長期となる
費用
□保険が適用されない
□医院によって金額が異なる
接遇
□期待していた対応や治療が得られるとは限らない
*あくまでも医療行為ですので医院や歯科医師へ過度な要求をされてもお断りする場合があります。
□当医院は担当者制ではありません。診療する歯科医師及び歯科衛生士の指定はできません
治療結果
□考えている治療結果が患者と担当医で異なる場合がある
*治療目標は患者に応じたなるべく良好なかみ合わせであり、骨格や歯の形態により改善には限界があります。
歯と歯肉の変化
□虫歯のリスクが高くなる
□歯の根の長さが短くなることがある
□歯肉がやせて歯のつけねの部分に隙間ができることがある
□歯や歯肉が水や風でしみたり、歯の神経が死んでしまうことがある
*ほとんどの患者では何も問題とならないか、もしくは軽微で日常の生活に影響はありませんが、まれに重度の症状を示す患者もいます。どの程度の変化があるかを予測することは大変困難であるため、ご了解の上で治療を開始していただかなくてはなりません。
治療後
□治療終了後、キレイになった歯並びがまた悪くなるかもしれない
*歯並びやかみ合わせは後戻りや加齢により、年月を経ることで必ず変化があります。治療結果の長期安定のために歯を裏側から細いワイヤーで固定したり、マウスピースを使用してもらうなど、治療後も何らかの処置をしますが、治療結果を半永久的に保証することはできません。