どこで治療をすればよいの?
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◆どこで治療すればよいの?
歯科医師でありさえすれば、その治療に対してどの程度の技術を持っているかに関係なく、すきな標榜科名を掲げることができます。そのため“矯正歯科”とあっても技術的な裏付けはまったくありません。
 
◆歯科医院の中には、
1.歯列矯正治療をしない“歯科”
2.技術も知識もあるが自分の専門ではない“歯科・矯正歯科”もしくは“小児歯科・矯正歯科”
3.技術も知識もある歯科医師をやとっている“歯科・矯正歯科”
4.技術も知識もあり自分の専門である“矯正歯科”
5.歯を削って差し歯にすることを矯正と称している“美容外科・歯科” があります。
 
同じ歯科医療であっても全く専門の異なる診療科ですので、矯正専門医院ではふつう歯列矯正治療のみを行ない、それ以外の治療は一般の歯科医院に依頼します。
 
また歯列矯正を専門に行なっている“矯正歯科”であっても、責任者が認定医・指導医であるとはかぎりません。歯科・矯正歯科ではすべての歯科医療をうけることができますが、その医院の責任者が歯列矯正を専門としておらず、責任の所在が不明であることや、治療を行う曜日が決っていたりするという欠点があります。
 
その他にも更正・育成医療機関(厚労大臣の定めた特定の疾患の方の歯列矯正が健康保険適用となる)や顎口腔機能診断施設(手術を含む外科的歯列矯正治療が健康保険適用となる)といった指定を受けていることは専門性の高い歯列矯正治療にも対応していることの目安になりますので、医院選択の判断基準の一つとなるでしょう。


◆認定医と指導医について
現在は多種の診療科で専門医制度ができていますが、矯正歯科分野ではまだ確立されていません。 しかし、平成元年より日本矯正歯科学会で認定医・指導医制度が発足し、現在では日本中で約2000名 います。
 
最も権威のある矯正専門医の組織である
American Association of Orthodontists (アメリカ矯正歯科医会)
や世界的な矯正専門医の組織である
World Federation of Orthodontists (世界矯正歯科医連盟)
のメンバーとなるには、日本矯正歯科学会の認定医であることが条件となっていますので、
ある程度の目安にはなると思われます。
 
歯列矯正分野の他の団体で独自の認定を行な っているものもありますが、社会的に認知されているとは限りませんのでご注意ください。
 
◇認定医になるには
1. 日本の歯科医師免許を持っていること
2. 連続して5年以上の学会会員であること
3. 指定の研修期間において研修をし、5年以上の矯正歯科診療の経験があること
4. 認めた刊行物に矯正歯科に関連する報告を発表すること
 
◇指導医になるには
1. 12年以上の学会会員であること
2. 2年以上の矯正歯科診療をしていること
3. 認定医であること
4. 研修期間において3年以上の矯正歯科臨床の教育暦もしくは相当の研究業績があること
 
※認定医・指導医といっても技術力を示すものではないということに注目してください。
 
大学で矯正歯科の研修を受けていれば認定医になれますが、独学で学んだり、卒業後すぐに開業医院(それが矯正専門医院であっても)に勤務した歯科医師ではなることができません。大学に勤務していればたとえ治療でなく研究を主体にしていても指導医になることができますが、研修が終わってすぐに大学外に勤務してしまえば指導医になることはできません。
 
診察を受けた歯科医師が認定医・指導医であることに安心するのではなく、それが最低条件と考えるのが安全です。
 
 
◆治療方針について
患者には十分な治療方針の説明を受けた上で治療法と担当医を選択する権利があります。
十分に時間を取った話し合いの場がもたれること、わかり易いいくつかの治療方針の説明があること、利点ばかりでなく欠点の説明もあること、最終的な判断が患者側に委ねられていること、説明を聞いた後でその医院での治療を取りやめることが自由であることを事前に告げられていることなど、これらの事柄は患者の当然の権利です。ただし医の倫理に反する治療方針を要求された場合には、歯科医 師にはそれを断る権利があります。また権利には常に義務が伴います。


◆情報公開について
セカンドオピニオン(主治医以外の他の医師による意見、見解)を得る場合に、カルテの開示や検査 資料等の他の歯科医師への提出に応じてくれるかどうか、また転院の際に資料や検査データを引き継 いでくれるかどうかは、その歯科医師が自分の診断や治療を他のだれに公開しても問題ないと考えて いることにつながります。
 
 
てらかど矯正歯科 岡山県岡山市北区蕃山町1-25 TEL:086-801-2772
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